🎙 代表の音声メモ × AI編集でお届けしています
おはようございます。今日は工事の話をしておこうと思います。いま、うちの社員2人が、第一級電気工事施工管理技士の資格に挑戦しています。筆記試験(第一次検定)が終わって、今は実技試験(第二次検定)の真っ最中です。
実技試験は「文章を書く」試験
この実技試験、じつは文章を書く問題がすごく多いんです。たとえば、こんな問題が出ます。
「あなたが今までに経験した現場において、安全管理をどのように行いましたか」
これに、100〜200文字くらいで回答を書いていく。たとえば、こんなふうに——。
「照明器具の工事で、足場とローリングタワーを使う工事がありました。足場の選定を行い、毎朝チェック(点検)を実施。主任技術者を選定し、チェックシートを作成して、作業主任者にチェックさせ、私はそれをさらに確認しました。足場の資格を持っている人でないと作業できないよう配慮(留意)しました」
——こういう内容を書いていきます。「配慮した」「留意した」、こういう漢字(言い回し)を正しく書くことも、地味だけど大事なんですよね。テーマは毎年入れ替わっていて、安全管理が出る年もあれば、工程管理が出る年もある。
「職人」と「施工管理」は、立場が違う
ここがいちばん大事なところなんですが、第1種電気工事士は“職人=作業する人”の立場で回答します。一方、施工管理は“作業する人にどう指示したか”の立場で回答しないといけない。
どういう工程で、お客様にどういう迷惑がかからないように、安全に作業が進むように、どういう段取りをしたか。だから、「自分がチェックした」も大事なんですが、「私は主任技術者という立場なので、この職長さんに、こういうことをやってもらった」という書き方をするのがポイントなんです。同じ現場の話でも、“誰の目線で書くか”で答えが変わる。
施工管理という仕事の中身
施工管理という仕事は、自分ではあまり作業しません。職人さんたちにやってもらうのが役割です。そのために——
- 日程調整をして、「いつからいつまで、1週間この工事をやります」と施設やお客様に話す
- 「土日しか作業できないんです」と言われたら、それを考慮して工程を組み直す
- 工程が間に合わないとなったら、「じゃあ工場である程度事前に作ってから、現場に持ってこよう」と段取りする
この段取り力が、いちばん大事なポイントかなと思っています。
段取り力は、予算管理でもある
工事をやるまでに、どれだけ人員を少なく抑えられるか。これも予算管理であり、施工管理のスキルの一つだと思います。
たとえば、職人さん5人で5日かけてやる工事を、10人にして2日で終わらせる。そのためには、前の日に機器を納品しておいて、写真も撮ってチェックして、その2日間だけでギュッと作業が終わるように段取りを組む。これができるのが、施工管理のスキルなんです。
施工管理は、手を動かす前の“段取り”で、8割が決まる。誰に、いつ、どの順番でやってもらうか。その設計図を描くのが仕事です。
2人へ
こういうことが試験に出るので、みんな自分の経験を積んでいって、それを言葉にして(入力して)いく流れになります。今回の2人には、ぜひ頑張ってもらいたい。
2人が受かってくれたら、オールライトがまた一段、成長できる。そして何より、その2人自身が自信を持って進んでいけるチャンスだと思っています。応援しています。今日も一日、安全第一で。