代表の朝メモ

10万人に1人に、
なれる仕事やで。

2026年10月14日 / 代表取締役 名里 雄太

🎙 代表の音声メモ × AI編集でお届けしています

おはようございます。株式会社オールライト代表の名里です。今日は朝から、現場に向かっています。

正直に言うと、私自身が現場に出る回数は、ずいぶん減ってきました。いま私が足を運ぶのは、神戸まわりというより、大阪や関東、四国、九州、東北——全国に広がった公共工事の現場です。

6年ほど前は、まったく違いました。神戸の現場で自分も作業しながら、その合間に入札もやる。「施工管理を自分でもやってみたい」「元請けになりたい」——その気持ちで、一つひとつ現場をこなしていました。神戸市の公共工事を3現場ほど終えた、ちょうどそのころの話です。

一人親方だった彼が、施工管理の部長になるまで

ちょうどその時期に入社してくれたのが、いまの井上部長です。もともとは一人親方。最初は、工事部の木下部長と一緒に、マンションの電気工事に下請けとして入ってもらいました。70軒ほどの、大きなマンション現場です。

私もその現場には何度か顔を出していて、あるとき、施工管理の話をしてみたんです。そうしたら「実は、施工管理もやってみたかったんです」と。電気工事として入ってもらって、ゆくゆくは——と話していたのが、思ったより早くそのタイミングが来た。「ちょっとお願いできますか」とお願いして、まずは私と一緒に、一つの現場を終わらせてくれました。

次は逆に、私がフォローにまわって、本人に主体的に動いてもらう。裁量を渡して、やってもらいました。そこからは、自分でどんどん調べて勉強してくれた。図面のソフトも、私がゆっくり教える時間なんてなかったのに、ヘルプセンターに何度も電話をかけて、自分で聞きながら覚えてくれたんです。

いまでは図面も書けるし、施工管理としての立ち回りも、振る舞いも申し分ない。部長になって、本当に助かっています。

一人親方から入って、5年も経てば、施工管理をバリバリにこなせるようになる。特別な才能の話じゃないんです。

なぜ“電気工事の職人さん”が、施工管理で強いのか

施工管理には、材料の発注という仕事があります。現場のこと、材料のことを一番よく分かっているのは、実は——現場で手を動かしてきた電気工事の職人さんなんですよね。

職人さんがよくやっているのを見ます。梱包材の段ボールの切れっ端をピリッと破って、マジックで「これ◯個、これ◯個」と書いて、番頭さんに「これ注文しといて」と渡す。あれです。施工管理の材料拾いって、突き詰めればあれをメールやLINEでやるだけ、とも言えるんです。

しかもうちは、LINEで材料を注文できるボットを自社で作りました。メールしか受けつけてくれない材料屋さんにも、LINEからそのまま発注できる。休憩中に、ピコピコッと送るくらいの感覚です。あとは、自分が積み重ねてきた経験を現場で職人さんに伝えて、「この材料を、いつまでに、こう」と段取りする。それが施工管理の仕事です。

図面の書き換え? それは専用のCADオペレーターや図面屋さんが協力してくれる。だから、電気工事の経験がある人が施工管理に回るのは、実はすごく理にかなっているんです。

施工管理は、“10万人に1人”になれる仕事

少し、大きな話をします。

一級電気工事施工管理技士。私の感覚では、世の中の社会人のうち、持っているのはだいたい190人に1人くらいの、けっこうまれな資格です。

そこに「公共工事の施工管理をやってきた」が重なると、さらにぐっと絞られる。「電気工事も5年、職人として現場をやってきた」が重なると、もっと絞られる。ざっくり掛け合わせていくと——冗談みたいですが、10万人に1人クラスの存在になるんです。

そんな人が、重宝されないわけがない。給料も上がるし、これから先もずっと必要とされる人になっていくと思います。

しかも、これから施工管理の資格は、取れる要件が厳しくなっていくと聞いています。だからこそ、いまのうちに。一級施工管理を取って、経験も少しずつ積んで。人口がどんどん減っていくと言われるこれからの日本でも、建物や施設——住まいや、公共の設備は、残り続けるんですから。

AIと、これからの施工管理

「AIで書類の仕事がなくなる」とも、よく言われます。たしかに施工管理の仕事は、4割くらいが書類作成やデスクワークです。でも、いまはその書類の叩き台を、AIが7〜8割がた仕上げてくれる。70点、80点の状態で出てくるのを、こちらがチェックするだけ。それだけでも、施工管理の仕事は本当に楽になってきました。

ロボットやAIで現場作業そのものを、という話もあります。でも、実装には相当な時間がかかると思う。5年、10年はかかる。だからこそ、これからの施工管理は——AIを使いこなせる人になり、なおかつ資格を持っている人になる。この両方が強いと、私は思っています。

資格を取ったら、勝ち。だから、環境をつくる

最後に、いちばん言いたいことを。

資格って、強いんです。なぜか。世の中の仕組みは、法律でできているから。「資格がある人しか、この作業はできない」「資格がある人しか、この現場は担当できない」——そう決まっている。だったら、資格を取ったら勝ちや。シンプルに、そう思います。

資格を取ったら、勝ち。オールライトは、みんながその“勝ち”を取れる会社でありたい。

だから私は、口うるさいくらい言います。「資格を取る時間、ちゃんと取ってな」「勉強は、業務時間の中でやってな」と。

そして、もっと大事にしているのは“周りの空気”です。本人が気をつかいながら「勉強に行かせてください」と言うんじゃなくて、周りのみんなが「はい、勉強行ってきてよ」と送り出してあげられる。その人が勉強できるように、周りがどう段取りするかを考えてあげられる。——そういう環境をつくることが、私の仕事やと思っています。

この価値を、本当にみんなに分かってほしい。……これ、また朝礼で言おう。今日は朝礼に出られなかったので、次の朝礼で、ちゃんと伝えます。

今日も一日、安全第一でいきましょう。

電気工事の経験を、施工管理へ。

オールライトは、資格取得支援(費用は会社負担・学習は業務時間の中で)に本気の会社です。電気工事の経験を活かして施工管理に挑戦したい方、未経験から学びたい方を歓迎します。

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